探偵日記 【メモ】 (その2)
2003年9月26日M田氏が、そのメモ書きに気が付いたのは梅雨の上がった7月の中旬だった。
書類や販促の景品などで、散らかり放題のデスクの端のほうに、書類に貼り付けてある少し大きめの付箋が目に入った。
その付箋には銀色のインクの油性マジックペンで、URLが書かれてあった。
M田氏は何気なく、その付箋を眺め、見覚えのないURLの正体を確かめるべく、パソコンにアドレスを打った。
そのURLのサイトには顧客名簿のような表が表示された。そして、その情報の中にはアンケートの回答内容などもあった。それらはM田氏記憶の中にひっかかるものがあった。
M田氏は個人情報のリストを読み進むにつれて、脇の下に冷たい汗が流れ落ちた。
それは、M田氏が担当している携帯電話会社の懸賞キャンペーンの応募者のデータであった。
「顧客情報の漏洩」、
M田氏はあまり衝撃の為、軽い目眩を覚えた。。
(1339)
書類や販促の景品などで、散らかり放題のデスクの端のほうに、書類に貼り付けてある少し大きめの付箋が目に入った。
その付箋には銀色のインクの油性マジックペンで、URLが書かれてあった。
M田氏は何気なく、その付箋を眺め、見覚えのないURLの正体を確かめるべく、パソコンにアドレスを打った。
そのURLのサイトには顧客名簿のような表が表示された。そして、その情報の中にはアンケートの回答内容などもあった。それらはM田氏記憶の中にひっかかるものがあった。
M田氏は個人情報のリストを読み進むにつれて、脇の下に冷たい汗が流れ落ちた。
それは、M田氏が担当している携帯電話会社の懸賞キャンペーンの応募者のデータであった。
「顧客情報の漏洩」、
M田氏はあまり衝撃の為、軽い目眩を覚えた。。
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